メンテナンス時にやってはいけないこと

メンテナンス時にやってはいけないこと

取扱説明書を読まないまま進める

メンテナンスでは知識と経験が確かに必要になりますが、誰だって最初は初心で知識と経験が備わっているものではありません。
そんな初心者さんが覚えなければいけないことは色々とありますが、その中でも絶対に覚えなければいけないことが「取り返しがつかないトラブルに繋がる可能性があるやってはいけない事」になります。

自分なりに行ったメンテナンスの結果、重大なトラブルに繋がって愛車が全損してしまったり、修理費に数十万円も発生してしまったら財布にも心にも大ダメージです。
そんなトラブルを回避するためにも、「取り返しがつかないトラブルに繋がる可能性があるやってはいけない事」は抑えておきましょう。

まず一つ目が車でもバイクでも必ず取扱説明書を読まないことです
車やバイクの場合取扱説明書はメンテナンスノートとして扱われることが多く、基本的な取り扱い方はパーツの役割などもわかりやすく解説してくれているのです。
正しい手順での作業方法も記載されていますので、何らかのトラブルが発生したら必ず取扱説明書を熟読してどうすればいいのか、手順はどうなっているのかを確認しましょう。

アクセサリーを身につけたまま整備する

ネックレスやウォレットチェーンなどを身につけた状態で作業をすると、それらが引っかかってしまったりこすれて傷がついてしまう可能性があるので絶対に止めてください。
愛車に触れる場合は時計もネックレスもチェーンも指輪も外して作業しましょう。
金属で擦ってしまうと簡単に塗装がはげてしまうことがありますので、装着したままの作業はNGとなります。

作業する場所を考えない

自宅の裏に大きな庭があるという人やメンテナンススペースがあるという人ならばそこまで気にする事柄ではないのですが、そういった作業スペースがない状態でメンテナンスをする予定がある方には注意となる項目です。

メンテナンスでは必ず作業しやすいスペースを確保する必要があるのですが、スペースの確保が難しい都市部近郊ではかなり無理がありますので、その場合は自分でのメンテナンスはしないという割り切りも重要になってきます。
無理矢理狭い場所で作業をすると事故に繋がったり公共のスペースを占領するとトラブルに繋がるので止めましょう。

ブレーキまわりを無造作にいじらない

これは絶対に素人がやっては行けない行動第1位です。
ブレーキ周りの制御でメンテナンスエラーが発生すると、ブレーキが利かなくなって事故に直結するケースがあります。
そのため、慣れていない人はメンテナンスではなく点検程度に留めてください。
自宅でのメンテナンスをする場合はねじ締め付けトルク管理等が必要になるため、専用工具が必須となります。