【50cc】維持費の考え方と目安

【50cc】維持費の考え方と目安

50ccスクーターにはどんな維持費がかかる?

50ccスクーターの維持費は、排気量が大きなバイクと比較するととてもリーズナブルです。
主にかかる維持費としては、軽自動車用の自動車税に加えて、自賠責保険、そして走行に必要なガソリン代ぐらいです。
自動車や一般的なバイクに必要な車検は、50ccスクーターには必要ありません。
この点でも、かかる維持費を少しでも安く抑えたい人にとっては大きな魅力と言えるでしょう。

維持費の目安はどのぐらい?

それでは、かかる維持費ごとに、どのぐらいの金額が目安になるかをチェックしましょう。
まず軽自動車用の自動車税ですが、これは毎年自治体へ支払う税金です。
50ccの場合には年間で2,000円程度と、とてもリーズナブルです。

この自動車税は排気量によって変わるため、排気量が大きなバイクになると当然ですが税金も高くなります。
この自動車税は年1回支払うもので、4月から3月までにかかる分を後払いで5月末までに支払うことになります。

自賠責保険は、自動車やバイクの車検を通す時に購入する保険としても知られています。
一般的には次の車検まで2年間分を購入しますが、50ccの場合には車検がないため、購入する自賠責の期間は1年から5年で好きな期間を選ぶことができます。

1年間分なら7,500円かかりますが、2年間分だと9,950円とリーズナブルになります。
最長の5年間分を購入した場合、かかる保険料は16,990円です。
これは5年間有効なので、年間当たりに計算すると約3,300円程度とお得になります。
もしも50cc原付バイクを長く乗るつもりなら、最初から5年間分を購入するのもアリでしょう。
ただし、自賠責保険は途中でバイクを売却しても返金はありません。

50ccといえど、車両を運転するなら任意保険にも加入しなければいけません。
50cc原付スクーターにかけられる保険は、加入が義務付けられている自賠責の他にも、物損事故や対物補償がつく任意保険があります。
50ccの場合には任意保険は加入は義務ではありませんが、自賠責保険では対人補償を一定額しかカバーされません。
そのため、多くの人は任意保険にも加入して、安心感を得ています。

この任意保険に単独で加入すると、年間の保険料は1万円前後となることが多いです。
しかし、すでに自動車保険に加入していれば、その特約として原付にも任意保険を掛けられます。
そうすれば、もう少しリーズナブルな保険料で加入できるかもしれません。

維持費を安くするポイントとは?

維持費を安く抑える方法は、いくつかあります。
自賠責保険に関してはどこで購入しても金額は同じですが、任意保険は保険会社によって金額は大きく変わります。
ファミリーバイク特約を使えば保険料が安くすみますし、保険会社を上手に選ぶことで維持費を安く抑えることにもつながるでしょう。