400cc以上の大型バイクにはどんな維持費がかかる？
400cc以上の大型バイクは、他の排気量のバイクと比較するとかかる維持費はどれも少しずつ割高になります。
大型バイクだからかかる維持費というものはないものの、年に1度の自動車税をはじめ、重量税や自賠責保険などは排気量が大きいほど金額は高くなります。
その他にかかる費用としては、車検や任意保険があります。
バイクの場合、250cc以下の排気量なら車検は免除されますが、400cc以上の大型バイクには免除はありません。
自動車と同じように2年もしくは3年に1度の車検が法律で義務付けられています。
維持費としてかかる費用は他にも、ガソリン代や駐車場代、メンテナンス代などがあります。
ツーリングに出かけることが多い人なら高速道路走行料金も発生しますし、ツーリングの際にかかるキャンプ場や宿泊施設にも費用がかかります。
維持費の目安はどのぐらい？
まず、軽自動車税は251cc以上のバイクは一律で年間6,000円かかります。
50cc以下のスクーターでは2,000円ですから、その3倍という事になります。
重量税は、排気量と初年度登録からの経過年数によって金額が異なる税金で、400cc以上のバイクでは年間当たり1,900円～2,500円がかかります。
自賠責保険は車検の費用として含まれるため、単独で計算する必要はありません。
しかし車検の際には2年ごとに5万円～10万円程度の法定費用や点検料がかかるため、準備しておく必要があるでしょう。
自動車保険は年間で1万円～2万円程度が目安となりますが、自動車保険に加入している人ならファミリーバイク特約にすることで安く抑えることができます。
それでは、普段のガソリン代やメンテナンスにはどのぐらいの費用がかかるのでしょうか。
バイクの状態や走行距離によって異なりますが、年間当たり数万円を見積もっておくのが安心かもしれません。
上記の項目をまとめると、400cc以上のバイクにかかる維持費は年間当たり13万円～16万円程度が目安となります。
400cc以上のバイクの維持にかかる費用を安くするポイント
400cc以上のバイクにかかる維持費を少しでも安く抑えるには、上記のように任意保険にかかる保険料を安くするための工夫をするのが得策です。
その他には、車検の度にまとまった修理費用がかからないようにこまめにメンテナンスをするのも良いでしょう。
また400cc以上のバイクは大型バイクとなるため、駐車場にもある程度のサイズが必要です。
駐車場探しを工夫することでも、維持費を安く抑えられるかもしれません。
またツーリングで高速道路を走行する際には、ETCに加入したり、バイクに適用される割引制度をこまめにチェックして申請するという方法もおすすめです。
高速代を節約することによって、その分をガソリン代や宿泊費用にあてられるのではないでしょうか。