【125cc】維持費の考え方と目安

【125cc】維持費の考え方と目安

125ccバイクはどんな維持費がかかる?

バイクにかかる維持費は、排気量によってどんな費用がかかるかが異なります。
例えば、一般的にはバイクにも自動車と同じように2年もしくは3年ごとに車検を受けなければいけません。
しかし125ccのバイクではこの車検は免除となっており、費用は一切かかりません。

ただし、車検を通す必要はありませんが、自賠責保険に関しては法律によって加入が義務付けられているため加入しなければいけません。
自賠責保険というのは対人補償をカバーするもので、対物や自損などのカバーはありません。
そのため、現実的には自賠責保険だけで保険はOKというわけではなく、任意保険にも加入したほうが大きな安心感を得られるでしょう。

その他にかかる維持費としては、毎年春に支払う自動車税があります。
これも税金ですが、軽自動車税なので金額はそれほど高くはなりません。
その他にガソリン代や駐車場代、メンテナンス代などがかかりますが、125ccはコンパクトで軽量な車種が多いため、燃費が良くガソリン代を安く抑えられる傾向があります。

維持費の目安

それでは、125ccのバイクを維持するためにはどのぐらいの維持費がかかるのでしょうか?
まず法律によって加入が義務付けられている自賠責保険は、同じバイクでも250ccの車種と比較すると125ccはとてもリーズナブルです。
1年間の自賠責保険料は、125cc以下なら7,060円ですが、排気量が上がって126cc以上250以下になると保険料は7,670円になってしまいます。
しかも複数年をまとめて購入すればディスカウントされるため、最長5年間分までをまとめて支払うこともできます。

任意保険料は、加入する保険会社によって大きく変わります。
最もリーズナブルなのは加入している自動車保険のファミリーバイク特約を付帯するというもので、これならかなりお得な保険料で加入できます。
自動車を持っていない人ならバイク保険を探すことになりますが、必ず複数の保険会社から見積もりを取って比較することをおすすめします。

125ccの維持費を安くするポイント

125ccの維持費を安くするポイントは、メンテナンスにあると言えます。
バイクでは走行距離に応じてメンテナンスが必要となり、走行距離が長くなるほど頻繁なメンテナンスで費用がかかります。
また、故障や不具合はできるだけ早期に発見して修理したほうが、長期的には維持費を安く抑えることにもつながるでしょう。
そのため、こまめなDIYメンテナンスを心がけることでかかる維持費を安く抑えられます。

125ccバイクは、他の排気量と比べると維持費がとてもリーズナブルになる傾向があります。
さらに安くするためには、駐車場を無料もしくは格安で確保したり、燃費をよくする走行方法を学ぶなど、普段の生活でも工夫できそうです。