イギリス「スコマディ」が日本輸入決定!

イギリス「スコマディ」が日本輸入決定!

日本上陸するスコマディにはどんな特徴がある?

スコマディは、イギリスの新バイクブランドとして人気があります。
イタリアンスクーターのようなレトロな雰囲気を持ちながらも、イギリスブランドらしいクラシックなデザインに仕上がっているこのバイクは、2022年7月から日本へも輸入がスタートされました。
日本にスコマディジャパンが存在するわけではないため、スペインバイクの輸入を手掛けるウィングフットが、スコマディの輸入販売を手掛けています。

スコマディはイギリスブランドですが、実際の製造はタイで行われているという特徴があります。
このタイ工場で製造されるスコマディには、テクニカ125モデルとツーリスモテクニカ125モデルとがあり、どちらも125ccとコンパクトな排気量なので、日本へ輸入すればスムーズに受け入れられると考えています。
イギリス向けのモデルには水冷200ccモデルもありますが、今回の日本上陸ではこの中型モデルは対象外となっています。

スコマディは、ユニークなデザインが魅力的なバイクです。
レトロでクラシックな柄も、コンテンポラリーで機能的なデザイン及び機能を搭載しています。
モダンクラシックと呼ぶのにふさわしい貫禄を持ち、イタリアのバイクとしての雰囲気も持ち合わせており、他人とは違ったスクーターが欲しいというユーザーにとっては大人気な車種となるのではないでしょうか。

スコマディのトランスミッションには、Vベルトの無段変速が採用されているほか、チューブラースペースタイプのフレームを搭載しています。
ボディには部分的にスチールを使うことによって、カラーバリエーションを充実させることを可能にしている点も要チェックです。

さらに、スコマディはフロントサスペンションを取り入れています。
近年のスクーターにはこのタイプは少ないのですが、ユニークなモデルとして注目されることでしょう。
またレトロな外観でも搭載されている機能は最新のものを厳選しており、USB電源などのギミックも充実しています。

スコマディの歴史

スコマディは、イギリスのメーカーです。
国内スクーター業界で60年以上の経験を持つスクーターイノベーション社とPMチューニング社のパートナーシップにより、イタリアのスクーターをモチーフにして開発されたバイクシリーズです。
スクーターイノベーション社は、1973年に倒産したイノチェンティ社のランブレッタというバイクのチューニングを手掛けたスキルとノウハウを持ち、イギリス国内では2005年に発売開始となったスコマディの装備にも、そうして点が見事に生かされています。

まだ日本へ上陸して間もないスコマディですが、今後ニーズが高まるにつれて、別モデルの輸入ももちろん可能になるでしょう。
また、もしかしたら将来的にはスコマディの代理店が日本に設立される可能性も期待できそうです。