バイクタンクを塗装するコツ

バイクタンクを塗装するコツ

傷ついたタンクを復活させる塗装!

バイクのタンクはちょっとした衝撃や身につけている金具との接触で傷がついてしまう場所で、転倒してしまった場合はおもいっきりこすれた跡が残ってしまうでしょう。
これはかなり見た目的にも恥ずかしいので、どうにかしたいと思っている人も多いのです。
そんな悩みを解決する方法の一つが傷ついた場所を含めて塗装してしまうことでしょう。

傷の補修にも使えますし、ちょっとしたおしゃれにも繋がりますので塗装を推奨する人も多いのです。
ここでは傷の補修にも使える塗装に必要な道具や塗装する場合のコツやポイント、そしてそのやり方や手順を紹介します。

塗装に必要な道具は何?

塗装に必要な道具はミニサンダー・剥離剤・耐水ペーパー・ウレタンクリアー・サフェーサー・洗浄液アセトン・ウレタン塗料・脱脂剤あたりでしょう。
ミニサンダーやアセトンや剥離剤はあった方が便利な道具なので必須ではありません。
特に家庭用のミニサンダーを用意できない人も多いと思いますので、無理にそろえる必要はないです。

ミニサンダーは電動で動くやすりで、あれば確かに下地作りが簡単になりますが、手作業でも研磨はできますのでない人は手作業で対応しましょう。
アセトンは塗料のついた器具を洗浄するために用いる洗浄液アセトンで、より美しく塗装を仕上げたい人がよく用いています。
人によっては「プロ用溶剤」と解説することもありますので、必須ではありません。
ただし、スプレーガンを使って塗装する場合はアセトンでの洗浄がないと大変なので用意しましょう。

剥離剤は古い塗装を簡単に剥がすために使いますが、ヤスリでもある程度は対処可能なので必須ではありません。
しかし、剥離剤があれば古い塗装も簡単に剥がせるのであると便利です。

バイクタンクを塗装するコツやポイントは?

バイクタンクを塗装する上でのコツやポイントは「下手にけちらない」ことです。
特に重要なのがスプレー缶で、ここをけちって安いモノを選ぶと塗料の粘度が低く垂れが発生して面倒なことになってしまいます。
こういったトラブルは対処する方に時間とお金がかかりますので、車用の塗料といった多少値が張る物を選んだ方がいいです。

また、スプレー缶を無理矢理最後まで使おうとすると中のガスが減ってうまく塗装されなくなりますので、ガス圧が低下したと認識したら最後まで使うのではなく捨てた方がいいでしょう。

そしてタンクの塗装は手間暇がかかり完全に乾かしてから次の作業に入るので最低でも3日はかかります。
この3日を長く感じてしまうとついつい作業内容を省略してしまいがちですが、それは失敗の原因なので「塗装は手を掛ければ掛けるほど仕上がりが良くなる」という考え方で行動した方がいいです。

塗装手順について

塗装における作用手順は下地作り⇒下地研磨⇒塗装⇒仕上げとなります。
下地作りは耐水ペーパーなどを使って古い塗装を剥がす作業で、剥離剤がある人は剥離剤を使いましょう。
下地作りが終わったらサフェーサーを使って表面の微妙な凹凸を埋めてください。
あとは塗装を行い、完了したらウレタンクリアーを吹いて仕上げをしましょう。