スプレー缶

塗装に使える缶スプレー

バイクのボディーカラーを好みの色に変えてみる

パーツはそのままで、ボディーカラーだけを変えるという、カスタマイズもあります。
少なくとも安全性が損なう事はないので、違法になりにくく華麗に個性アピールできる方法です。
板金塗装屋に依頼すれば、むらなくきれいに仕上がりますので、予算に余裕があるなら、お試しください。

自分で納得できるカラーやデザインにしたいなら、それなりに準備が必要です。
自分で塗装した方がプロに依頼するよりもコストがかかりません。
初心者が手軽に塗装を始めるなら、缶スプレーが最も最適です。

塗装の基礎知識

いわゆる板金塗装は、外壁塗装との共通点も多く、一長一短もありますので、まずどのような種類があるか知っておくと、いざ塗装する時に役に立ちます。
ウレタン樹脂はしっかり塗膜するので長持ちしやすく、つやもあるので外壁塗装に、一般に利用されている塗料です。
少々高額で色数が限られています。

アクリルシリコンは、耐水性や耐酸性および耐汚性にすぐれ、色落ちしにくいので、外壁塗装によく利用されています。
プラスチックには塗りにくいのが難点です。
アクリルラッカーは、耐水性と耐酸性に優れ、色落ちもしにくい事に加えて、電気絶縁性もあります。
日持ちしにくく耐久性が悪く、プラスチックに不向きです。

水溶性アクリル樹脂は、外壁塗装に一般的に利用されています。
ウレタンやアクリルシリコンほどの、被塗膜性はないものの、耐水性や耐酸性にすぐれ、色落ちもしにくいのがメリットです。
カラーバリエーションも豊富にあります。

バイクに缶スプレー塗装するなら、ここに注意

外壁や板金で一般に利用されている塗料は、シンナーと混合させて利用するのが、一般的な利用方法です。
缶スプレーでの塗装は、刷毛塗装と比較すると、技術がほとんど不要なので、外壁塗装業者の間でも利用される事があります。
霧状に噴霧するのであまりに風が強いと、周囲に飛び散りやすく、まんべんなく塗装するのが難しくなるので、注意が必要です。

シンナーを深く吸い込まないように、取り扱いにも注意が必要なので、作業中はゴーグルやマスク、手袋などを装着しましょう。
室内で作業するなら、喚起をよくすることが重要です。
余計な部分に塗料がふりかからないように、塗装しない部分に養生テープもしくは、ビニール幕で覆っておくと、きれいに仕上がります。

おすすめの缶スプレー

一般家庭向けにもっとも普及しており、ホームセンターでも、お手軽な価格で購入できるのが、アサヒペンです。
DIYでは御馴染みなので、店頭で見たことがある人もいるでしょう。

アサヒペンメッキ調スプレーゴールド300mlは、仕上がりがきれいにできます。
アサヒペンカラーアルミスプレーブロンズメタリック300mlは、アルミに直接塗装できて、乾きも早いのが特徴です。
アサヒペンストーン調スプレーブラックストーン300mlは初心者が一番扱いやすい塗料になります。