カスタムする道具

カスタムの注意点

自動車やバイクなどに限らず、ある程度拘りが出てきたら自分の好きなようにカスタマイズしたいと考えるのは誰でも同じだと思います。自動車やバイクもそうですし、楽器などもそうです。

自分で好きな色にカスタマイズしたり、理想の音に近づける為にパーツを交換したりという事は当たり前のように行われています。自動車やバイクの場合でもカスタマイズにハマってしまう人は多く、中には一生の趣味としてバイクのカスタマイズをする人なども事実います。
バイクのカスタマイズも人によって様々です。特にスポーツタイプのバイクに乗っている人であれば速さを追求する為に様々なカスタマイズを施します。

勿論公道では出せるスピードが制限されますので、サーキットなどでのスポーツ走行を視野に入れたものとなりますが、マフラーを排気効率の良いものに変えたり、スプロケットの比率を変えてみたり、部品を軽量なものに変えたりという事が代表的。

趣味でバイクをカスタマイズする人も多いようで、初心者からでもできる改造入門サイトも多数あります。
バイクのカスタマイズ
またバイクの標準色に好きなカラーが無かった為、購入後色を変えるというカスタマイズをする人もいます。外見を変えるというのは最も見た目に強烈なインパクトを残す事が出来ますし、自分でもそれを確認できるので嬉しくなってしまいますよね。

中には自分で塗装する人もいますが、塗装はなかなか難しいので専門店に依頼したほうが良いでしょう。
スクータータイプでもスポーツタイプでもカスタマイズの方法はピンキリです。とにかく外見を変えて自分好みのルックスにしたい、という人もいればとにかく速さを追求したい、という人もいます。

乗り心地をよくしたいという人もいれば安全に走行できるようにブレーキを強化したい、という人もいます。まずは自分がどういう風にしたいかを把握する事が重要です。

カスタマイズの注意点

カスタマイズはバイクを自分好みに仕上げる事が出来るので非常に楽しいのですが、気を付けなくてはならない事もあります。

マフラーを必要以上に騒音が出るタイプにしてみたり、もしくは自分でマフラーを改造して騒音が出るようにするという行為は今でも多く、完全に取り締まりの対象となります。

音が大きいマフラーはスポーツ走行に適したものが多く、そのようなマフラーを使用するのはサーキットだけにしたほうが良いでしょう。
バイクのカスタマイズは個人のセンスがはっきりと出るものです。バイクは基本的に屋外を走行するものなので、外見などは特に他人からよく見られます。センスよくカスタマイズする事が重要です。

勿論自分が好きなようにするというのもありですが、やはり度が過ぎてしまうと好奇の目や冷やかな眼差しで見られる事もあるので注意が必要です。色々な人のカスタムバイクを見てセンスを磨くのも良いですね。
保安部品、例えばウインカーなどがカッコ悪いからと言って外すのは言語道断です。いかに自分が好む外見に必要ないからと言ってウインカーを外したり、テールランプを黒く塗りつぶすといった行為は取締りの対象となります。

ウインカーが無いと後続車などを巻き込んだ事故にもなりかねませんし、何より自分の体を危険にさらす事になります。保安部品を取り外すようなカスタマイズは絶対にしてはいけません。
運転に支障をきたすようなカスタマイズも厳禁です。ライディングポジションがとても極端だったり、見た目を重視した結果非常に運転しにくくなった、なんて事は本末転倒です。

これでは本来のバイクの楽しさを味わう事が出来ません。また安全上も良くないので、操作に支障をきたすような度の過ぎたカスタマイズはしてはいけません。
楽しいバイクのカスタマイズですが、このように気を付けなくてはならない事が沢山あります。注意しながら楽しいカスタマイズをするようにしましょう。違法改造は決してしてはなりません。