Monkey125(モンキー125)

Monkey125(モンキー125)

Monkey125の特徴・概要について

Monkey125は、コンパクトで特徴的なデザインから、非常に大きな人気を博したモンキーシリーズの原付二種クラスのモデルです。
もともとは50ccの原付として誕生しましたが、その後2017年には125ccとして再登場しています。
初代のモンキーは1967年発売ですので、実に55年以上も愛されているシリーズとなります。

モンキーシリーズの最大の特徴は、その車体のコンパクトさにあります。
50ccクラスの場合、大人男性がまたがるといかにも小さいバイクという印象があって、実際に多少窮屈な乗り心地と感じる人もいました。
しかし、このMonkey125になって、ボディーサイズを大きくしています。
車高も高くなっていますので、このモデルであれば一般男性が乗っても不自由を感じることはそうそうないでしょう。

エンジンは空冷式のSOHC2バルブの単気筒で、9.4馬力の最高出力となっています。
走行感覚としては、低速での粘りがある特性を持っていて、発進をスムーズに行ってくれます。
コンパクトなバイクですが、車重が軽いということもあってしっかりとした走りを楽しめる一台に仕上がっています。

メーターは丸形の液晶で、燃料計やスピード、トリップメーターなども見られます。
小さめサイズで周りをシルバーメッキにしていますので、おしゃれな雰囲気が出ています。
マフラーはアップタイプにしていて、やはりメッキ加工が施されたヒートガードが上部に取り付けられています。
コンパクトなバイクですので、ちょっとした拍子に足が当たらないようにという配慮と共に、デザインのアクセントとなっています。

Monkey125の魅力とは?

Monkey125の魅力と言えば、やはりそのミニサイズの個性的な雰囲気でしょう。
コンパクトですがか、わいらしさというよりも多少のワイルドさが強調されている絶妙なバランスが素晴らしいところです。
実際にMonkey125に乗ってみると、ライディングポジションを巧みに計算して作っているのが分かります。
シート高が低いので一般男性だと膝を抱え込むような姿勢になりがちですが、ステップの位置を前方にずらしているほか、高さも計算しているので窮屈な感じはなく普通に乗ることができます。
また、ハンドルの高さと角度も運転しやすいポジションに取り付けているため、操作がとても楽なのです。

Monkey125の燃費の良さも魅力的です。
燃料タンクは5.6リットルの容量ですが、カタログ性能ではリッター当たり70km、実測でもリッター当たり60kmを軽くオーバーする燃費効率となっています。
毎日の使用にも便利な、愛着を持てる一台となりそうです。