Dax125の特徴・概要について
Dax125は、ホンダのダックスシリーズの125ccクラスのバイクです。
このシリーズの初代は「ダックスホンダ50」として、1969年に誕生しています。
コンパクトでかわいらしいスタイルが高い人気を呼んで、50ccクラスに新しい風を巻き起こしました。
その人気モデルが125cc区分で再登場したことによって、より走りを楽しみ幅広いシーンで活躍できるバイクになりました。
やはりDax125の特徴として挙げなければならないのは、その個性的なフレームのフォルムでしょう。
犬のダックスフントのような胴が長くてフラットな形状は、Daxらしいかわいらしさがあります。
そして、コンパクトなタイヤサイズと垂直に近い形で伸びるフロントフォークとハンドルは、絶妙なバランスでデザインされています。
大きな丸形のフロントライトもレトロ感とかわいらしさを増幅させています。
個性的なフレームは単にそのデザインの良さだけではありません。
鋼板モノコック仕様としていて、シンプルな構造ながらも耐久性と堅牢生を生み出しています。
そのため、125ccになってもへこたれることのない安定感が出ています。
この排気量クラスとなったことで2人乗りができますので、そのことも考えてより頑丈なフレームにしているのです。
駆動系には自動遠心クラッチを用いています。
ギアチェンジによるエンストが起こることはなく、このクラスはおろか、バイクに初めて乗るという人でも簡単に運転できるのがポイントです。
全長が1,760mmとコンパクトに収められていますので、取り回しがしやすく駐車も簡単です。
ライディングポジションは垂直に近い形となりますが、シートがフラットなので、身長が高い人はお尻を後ろにずらすことで快適に運転できるようになります。
Dax125の魅力とは？
Dax125に魅力を感じて購入する人の多くは、そのデザイン性でしょう。
しかし、このバイクは単に見た目が個性的というだけではないのです。
実際にバイクにまたがってみると、シートの位置よりも少し前側にステップが取り付けられていることが分かります。
このポジションで座ると、イスに腰かけているかのような姿勢となり、とても快適なのです。
そのため、見た目のコンパクトさに比べて窮屈な感じはなく、長時間運転しても疲れにくいというメリットがあります。
こうした快適さというのも、Dax125の優れた点です。
車重は107kgとかなり軽量化されていて、街中で狭いスペースを走行する時にも楽に操作できますし、引き起こしも簡単です。
高は775mmで、スポーツタイプよりは30～40mmほど低めですが、低すぎるということはなく男性でも窮屈な感じはしません。