オイル漏れの痕跡がないかを隅々までチェックする
バイクに乗りたいと思ってバイク屋さんを訪れると、意外と欲しいモデルが高くて手が出なかったということはよくあります。
そのような時は、中古バイクを買うことになりますが、やはり新品ではないので、どうしても何らかの不具合を持つマシンに当たってしまう可能性があります。
予測できないトラブルというのもありますが、できるだけアンラッキーな事態を避けるためにも、中古バイクの購入の際にはしっかりとチェックすることが大事です。
注意したい点としては、オイル漏れの痕跡がないかということです。
当然、販売店としては明らかにオイルが漏れているのが分かる状態では販売しませんので、はっきりとオイル漏れが見えることはありません。
しかし、フロントフォークやエンジン回りなどの隅に、黒っぽくオイルの塊が付いていたり、パーツの奥の方にぬぐいきれなったオイルの跡が残っていることがあります。
また、塗装部分やシールの部分などが、オイルによって変色してしまっていることもあります。
オイルが漏れているということは、パーツのパッキン、もしくはシール部分が劣化しているか、パーツ自体が破損している可能性が高いので、できるだけ避けた方が良いでしょう。
傷やへこみ、直した跡がないかを全体的にチェックする
バイクは機械モノですから、普通に乗っているだけでも劣化していきます。
しかし、転倒したり何らかの衝撃を受けたりすると、故障するまでの期間が早くなりますし、何らかのパーツに破損が生じている可能性があります。
そのため、中古スクーターを購入する際には、全体的に傷や擦った後、へこみ、修理した形跡がないかどうかを見るようにしましょう。
表だって傷が見えるということはあまりないので、パーツの裏や横から内部を覗き込むようにして見て、転倒した形跡などがはっきり見えないかどうかを確認しましょう。
また、一見するときれいに見えるパーツも、よく見ると一部分だけ塗装の感じが違っていたり、微妙にゆがんでいたりすると、板金塗装している可能性もあります。
ぶつけた場所やその程度にもよりますが、足回りやエンジンに使い部分であれば、あとから不具合が出てくることもありますので、慎重に検討することが求められます。
保証期間が長いものを選ぶようにする
バイク自体をチェックする際には、上記のような点に注意することができますが、他にも確認したいことがあります。
それは、どのくらいの期間保証が続くのかということです。
あまりにも保証期間が短いものや、保証自体がないというのであれば、販売店としてもあまり自信がない状態でそのバイクを売っているということになります。
できるだけ期間が長いものを選ぶ、もしくは価格交渉をする段階で期間を伸ばしてもらうことができます。