250ccのバイクでがっつりと走りを楽しみたい人向けにはスポーティなバイクやビッグでいかついものがお勧めですが、それだと普段の生活では使いにくいというもどかしさが残ってしまいます。
その点、250ccスクーターならば、生活中にも使えるという実用性を兼ね備えていながらも、走りにもダイナミックさがあるため、長距離ツーリングから街乗りまで、そのキャパシティは非常に広いと言えるでしょう。

外見とは裏腹に繊細な走りを見せるマシン

さて、マグザムと言えば国産バイクの代名詞にもなっているヤマハが浮かぶ方も多いと思います。
2005年に発売が開始されて以来、多くの方々が愛用しているこの車種には特徴的なデザインが取り入れられています。
何と言ってもその大きさには誰もが圧倒されることになるでしょう。

またビッグなボディからは想像できないほど繊細な構造には目を見張るものがあります。
注目したいのは足付き性です。
マグザムは持ち前の長さとは裏腹に、重心が低くなっているという特徴があります。
そのため、誰が乗ったとしても足付き性は抜群で信号待ちなどの停留の際にもべったりと地面に足を付けることが可能です。

そしてこの重心の低さは走りにも大いに影響してきます。
マグザムは走行中に横風が吹きつけてきたとしてもふらつくことは無く、このことから走りに安定感があることが窺えます。
また、シートの高さについても低めに設定されているため、乗り降りしやすく実用性も高いことが分かります。

走りに関しては安定感のある走りと共に、加速性能についても特徴的なのがマグザムです。
爆発的な加速性能を備えているわけではありませんが、その分安定した立ち上がりがマグザムの魅力。
スロットルを開けていくと心地良い加速をしてくれるのは1人乗りでも2人乗りでもブレはありません。
走りが安定しているからこそ街中を走る際にも楽々移動が可能です。

スクーターに必須の使い勝手の良さも実現

マグザムの魅力は走りだけではありません。
持っている走りのポテンシャルも魅力的ですが、実際に街中を走る際にも使い勝手が良いのがこの車種の特徴です。

特筆すべきは収納スペースです。
ハンドルの下にはフロントトランクが設けられており、ここに様々な物を収納可能。
容量もあるためちょっとした物ならば何でも入れることができ、そしてロックも付いているのでセキュリティに関しても問題ありません。

マグザムが持っているポテンシャルは走りと実用性、そしてデザインの3点に限ります。
都会でも走れるようなビッグスクーターという趣旨で開発されたマグザムはその狙い通り、多くのファンを得るに至りました。デザインがかっこいいからという理由で選ぶのも良いですし、実用的で運転しやすいから選ぶのもまた良いでしょう。